忍び
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 ![]() 太陽の表面で大規模なフレア(爆発現象)が発生した前後の様子を観測衛星「ひので」が詳細にとらえた。従来にない高解像度の画像で、磁場の構造や変化の解明が期待される(宇宙航空研究開発機構・米航空宇宙局提供) 太陽の表面で大規模なフレア(爆発現象)が発生した前後の様子を観測衛星「ひので」が詳細にとらえ、国立天文台と宇宙航空研究開発機構、米航空宇宙局(NASA)、英素粒子物理学・天文学研究会議が24日までに画像を公開した。 フレアは黒点近くで起きる。太陽表面の温度は約6000度だが、黒点は磁場の作用でエネルギーが抑え込まれ、周囲より温度が低いために暗く見える。フレアはこの磁場が変化し、エネルギーが一気に放出されるのが原因と考えられている。 太陽活動には約11年の周期があり、現在は黒点数やフレアが少ない極小期。しかし、ひのでが撮影した昨年12月13日のフレアは大きかった。フレアが起きると、地球では磁気嵐やオーロラが発生し、無線通信の障害や人工衛星の故障につながる恐れがある。太陽表面の磁場の解明は、地球への影響を予測する「宇宙天気予報」にも役立つという。
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