忍び
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美しい国へ
安倍氏は親米派と目されているが、本書を紐解けばその見方が一面的であることが了解される。それは、選択肢の中での「ベストの選択」であって絶対ではないことが表明されているからだ。政治家しかもわが国のリーダーとしては至極まともな考えであろう。アジア中国外交政策においてもまた思ったほど過激ではなく穏やかな構想が語られている。日米間の関係が緊密であればこその余裕といってもいいだろう。日中首脳会談を実現しその場でわが国の立場をはっきり表明されることが期待される。またトルコとの戦略的関係にわずかながら言及された部分には思わず膝を打った。 また教育改革に対する熱意も伝わってくる。好書である、ぜひ一読を。
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シューマッハ-F1、プライベートのすべてを語る
私はよく一流スポーツ選手のコメントや、その選手が直接話したインタビューが記載してある本を読む。 例えば、イチロー、あるいはイアン・ソープ。 彼らの言葉を素直に感じ取ってみると、やはりというか、当然というか、全く同じトーンの人生哲学が感じ取れる。 明確に一本の線としてそれぞれ共通しているは、常に自己観照する謙虚さ、絶えず自己変革を目指す向上心、そしてそれらをやり続ける持続力。いま世界の頂点にいるトップアスリートには、いずれも上記の要素が必ず含まれているのではないだろうか。(ただし本当のトップのみ。) この本にも、シューマッハーがとても謙虚で、誠実な人間であるか、そして常に自己を見つめ、上を目指しているか、それは他者との比較ではなく、自己への挑戦であるかが満遍なく記載されている。
自衛隊VS“特定アジア”―中国・北朝鮮・韓国 自衛隊VS韓国や北朝鮮はなかなか良かったが、VS中国になると載っている内容が昨年の「自衛隊VS中国軍」とほとんど同じで特にJ-11VSF-15Jなんて昨年のそれとほぼ同じ文章です。それに後半の載ってる戦力データベースが自衛隊新世代兵器(2005年版)や自衛隊VS中国軍に載ってる資料と殆ど同じものばかりです。それに表紙のSu-33VSF/A-22Jはその内容自体載ってないです。自衛隊VS中国海軍だって昨年の自衛隊VS中国軍と同じことばかりしか書いてないんです。本の後半は資料でページを稼いでる感じもします。自分としては買って損した気分です。
私の家は山の向こう―テレサ・テン十年目の真実
テレサ・テンが歩んだ多難な人生、とりわけ、第二次天安門事件以降、失意のどん底にいたという話は、ある程度知ってはいたが、本書によって、改めて、彼女(とその家族)が中国と台湾を取り巻く政治の渦の中で翻弄されていた事実を知ることができた。淡々とした叙述が、かえって、胸を打ち、切ない生涯に、思わず涙が出てしまう。<十年目の真実>といっても、何らセンセーショナルなことが書かれているわけではない。むしろ、彼女に関する無責任な雑誌記事等を戒めているほどである。死因についても、根拠のない憶測など、一切ない。そうした誠実な取材の姿勢と、ひとりの歌手の生涯を翻弄する、巨大な政治と歴史の力が、読む者の心を揺さぶるのであろう。
小さいときから考えてきたこと
名著「窓際のトットちゃん」は、素晴らしい記憶力と当時の純粋な視点で数々の印象的な出来事を書いた作品として評価を受けていますが、本作でもその力量は存分に発揮されている。既に人生のベテランとして地位や名声を得た今でもなお、周囲に流されることなく、ご自分の信じる価値観を以って、色眼鏡を遠さずまっすぐと前を向き、目の前の人や現実と向き合う。地に足をつけて背筋をピンと張った姿が眼に浮かび、自分もしっかりしなくてはと、勇気付けられる一冊。
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