忍び
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 ![]() 今季4年契約(4400万ドル=約52億8000万円)の最終年を迎えるマリナーズ、イチロー外野手。先週末、一部でFA移籍の可能性が報じられると、代理人のアタナシオ氏が即座に否定するなど、関係者の過敏な反応が印象的だ。 すっかりマリナーズの顔となったイチローだけに、そのFA去就に対する地元シアトルの注目度は高い。先週、日本国内でイチロー移籍可能性を伝えた一部報道が、米国で増幅されたことから、アタナシオ氏は13日、シアトルタイムズ紙に対して移籍に異議を唱えた。 アタナシオ氏は、「イチローはシアトルに来た最初の日から、別の球団に行きたいと不満を言ったり、要求したことは一度もない。シアトルに新居も構えている。彼はシアトルを愛している。球団も契約延長を希望していると思う」と、マリナーズ残留が最優先であることを改めて強調した。 ただ、イチローが優勝を狙えるチームでのプレーを希望しているのも確か。連続最下位マリナーズがチーム補強を進めない限り、イチローの気持ちは揺れ続けるだろう。 「球団の編成方針についてイチローと話したことはない。それはどうしようもないことだから。ただ、彼の個性、勝利への欲求、プロフェッショナリズムはすでに知られていること。これが、マリナーズを含む各チームとの交渉の中で、もっとも大事な部分になるだろう」とも、アタナシオ氏は答えている。 シアトルに残りたいが、ワールドシリーズ制覇の夢も捨てられない。イチローは、さらにナイーブな決断を迫られることになる。
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