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93歳の俳優・森繁久彌が「最後の作品」と銘打ち、人情話の一人語りDVD「霜夜狸(しもよだぬき)」(23日発売)を出すことが13日、分かった。1991年に録音され、約15年間お蔵入りしていた“幻の作品”だ。森繁は昨今、後を絶たない家族間での暗い事件を憂いており「体は思うように動きませんが、心は現役」と、昨秋撮影された元気な姿と併せてDVD収録されている。

 「霜夜狸」は作家・宇野信夫氏原作の人情話。亡くした息子の面影をしのびながら、一人暮らす老人と1匹の狸の不思議な交流を描いたものだ。森繁自身、1人の息子に先立たれた。93歳でしきりに思うことは「息子のこと」だという。

 「駄目なんです。どうしても。せがれのことが思われてならんのです。そっちで達者で暮らしているのかい? ばかなことを毎日考えてしまう」

 「生きているせがれにもう一度会いたい。もっといろんな話をしたかった。泣けてきます」などとDVDの中でもコメントを寄せている。それだけに、昨今の家族間で後を絶たない事件には心を痛めている。

 「親が我が子を殺(あや)める。子供が親を殺す。こんな恐ろしいことがどうして起きるのか。今の日本の姿が悲しい、さびしい」。そんなやるせない思い、親子の情愛を伝えたい気持ちが約1時間の“最後の作品”に込められた。

 91年に録音されたもので、実に15年お蔵入りになっていた。「霜夜狸」は舞台化を前提に、その準備としてレコーディングされたものだが、ハリある声、抑制ある語りに「十分に作品になっている」(関係者)と判断。これに効果音を加え、せん画と呼ばれる新しい切り絵デザインを用いて映像化されることになった。

 高齢だけにいま俳優活動はままならない。が、最近は天気の良い日は散歩や観劇に出かけ、食欲もおう盛。フォアグラ、ステーキを平らげ、ホットブランデーを愛飲するなど元気な日々。今回の秘蔵DVDに「次代の孫たちに語り継ぐ話のひとつに加えたかった作品だけに、見たり聴いたり喜んでいただければ」と強く願っている。









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